こんにちは、時の流れをうつろうカイトです。
…暑さで脳みそ沸いたのかって話ですね！
余暇にちょこっとカンパニエな日々です。
ビシージ出たいなあ…！
だが勲章がはがされるの癪だなあ…！
仕方なしにOPSやっていたら
また獣のレベルが上がりました。どうしよう。
私は、未だに装備も大半がユニクロな、
ミッションも進めていない怠慢プレイヤーですが、
案外長いことヴァナディールにおります。
実は暗ガさんよりも師匠よりも長くいることが判明。
でも、二人のほうがレベルを上げるのがずっと早かったです。
その間何をしていたかというと…
恋愛相談を、受けていました。
うそのようなホントの話。
残念ながら自分の色恋沙汰ではなく、
もっぱら聞き手オンリー。
都合のいい男ですね！！！
たとえば三人の男性に思いを寄せられ困ってるとか、
気持ちがすれ違っていてどうにかしたいとか、
嫁さんがつれなくて寂しいだとか、
別れて人恋しいのでかまってくれとか、
本当にそんな話を聞くばかりの毎日でした。
チャットだけぶっつづけ３Ｈ当たり前。
朝まで生チャットばっちこい。
当時はまだ身軽だったのですが、
オンして、相談をうけて、ログアウトして、バイトにいく
そんな毎日の繰り返しでした。
ずーっと北グスタベルグの音楽を聴きながら、
砂埃とまばらな木々、遠くでうねる海原を見ながら、
時には自業自得な、時にはつらくせつない、
さまざまな恋の話を聞いていました。
もっと遊びたかったとか、そういう愚痴ではなく、
聞くと決めたのは自分なので、それはもういいのです。
ただ、あまりにもヴァナディールには、
いろんな思いがあふれすぎて、戸惑ってしまう。
ゲームをしに来たのではないのか？
ただ純粋にこの世界を見てまわりに来た自分は、
ずっとそんな風に考えていました。
さまざまな人があらゆる思いをぶつけてきて、
頼ってくれるのは嬉しいけれど、潰れそうな時もありました。
今でも思い出すのは、他サーバから来た女の子。
彼女とはちょっと面識がありまして、
とても可愛らしい、しっかりものの、優しい女の子でした。
メインキャラのいるサーバではガルカ使い。
今度は女の子の姿で、私のいるサーバへ遊びに来たのです。
彼女はもとのサーバにて、人付き合いで失望する事があって、
骨休めにこちらへ遊びにきていました。
まだちっとも冒険者として手馴れていない、
モグハがどこかも判らないような私に、
いろいろと教えてくれたのも彼女でした。
観光クエの際には先頭に立ってシャウトをし、
商業区の噴水前でパチパチ手を叩いて、
人を集めてくれたのも彼女でした。
直接顔を知っていた事もあったのでしょう、
彼女はある日、彼女の抱える恋の話もしてくれました。
いつも遊んでくれる、男の子の話です。
冒険しているうちに恋心が芽生えたそうです。
しかし、彼女はガルカ使い。
とても打ち明ける事は出来なかったといいます。
女の子になりたくて、こちらのサーバにきたのかな。
私は、ただ話を聞く事しか出来ませんでした。
ツェールンの池でバケツを釣りながら、
女の子「私と一緒にいたらレベル上がらないよ。」
カイト「いいよ、別に、そんなの」
採掘でとれた石を合成しながら、
ＰＴ戦闘も知らず、のんびり暮らしていた私は、
いともカンタンにそう答えました。
ですが、やがて、私も砂丘へ足を踏み入れます。
全くマクロも戦術も知らず、忸怩たる思いでいた私は
猛勉強を始め、なんとか人並みに戦えるよう
一生懸命背伸びを始めました。
野良ＰＴで猫侍さんに会い、フレとＬＳを作り、
少しずつ知り合いが増えてきたある日、
久しぶりに女の子が遊びにやってきました。
女の子「カイトさん。私といっしょに、
私のサーバへ行こうよ。」
それが、とても重い言葉なのはわかっていた
つもりです。私に恋愛感情を抱いているわけでなく、
仲間として呼んでくれた。けれど。
カイト「ゴメン。こちらに、友達が出来たんだ。
離れがたいよ。」
ＰＴ戦闘の面白さにも目覚めてきた頃の事です。
その時も、徒歩で砂丘へＰＴに行く途中でした。
彼女はそれを悟っていたのでしょう。たった一言、
女の子「うん、わかった」
以後、彼女のキャラクターをこちらのサーバで
見る事はなくなりました。
体を二つに裂くことは出来ませんから、
今考えても、サーバを変える事はなかったと思います。
でも、彼女は、どうしたかな。
親しい男の子と、幸せになれただろうか。
商業区、今はあますず祭りの、美しい飾りつけが
なされた噴水の前で、そんな事を考えました。
ミュモル待ちしながら。
最後でぶちこわし！！！！！
水着は無事にNQHQともにげっつ(σ´Д｀)σですよ！
そういやこの間、師匠と朝まで生チャットしました。
Ｆ１の話題で。
ゲームですらないよ！！！
ドライビングの好みも、戦闘の好みと似通う事を発見。
ぼくはペーパードライバーですけどね！
ゴールド免許ひゃっほーい！！ かっこわりい！！！
こうして、親しく話してくれるというのは、
とてもありがたいことです。
元のサーバにて、彼女はガルカの友人に、
「もう少しこのサーバを見守ってはどうか」と
持ちかけられ、同意し、再び頑張ると誓ったそうです。
今はもう、その旅の行方を知る事は出来ないけれど、
どうか幸あれと、祈るばかりです。
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